コンビニ 人手不足「特集③」

コンビニ 人手不足「特集③」

コンビニ 人手不足

人手不足に苦悩するコンビニ オーナー達!

今回は、人手不足で苦戦するコンビニの採用現場の実情をお話したいと思う。

~ 採用現場の苦労 ~

とにかく募集しても人が集まらない!多くのオーナーがそんな言葉を口にする。

ようやく応募があったと思ったら、本人と連絡が取れない。

何度連絡しても返事がない。(音信不通)

連絡が取れ、面接の日時を約束しても、当日面接に来ない。

なんとか採用できたと思って期待していたら、初日から来ない。

採用してトレーニングして一生懸命仕事を教えたのに、短期間で辞められてしまう。

そしてまた募集をかける。

その繰り返しに疲れ、人材獲得や人材育成に悲観的で、ネガティブモードになっているオーナーが多いように感じる。

そのほかにも、マイナンバーの提出ができない。

身元保証人がいない。

そんな理由で採用をお見送るケースもある。

しかし、上記のようなことは、コンビニのお店だけで起きていることではない。

他の小売業でも、ファミレスやファーストフード、居酒屋などの飲食業界も、現場ではみんな同じようにことが起きており、どの会社の採用担当者もみんな同じような悩みを持っている。

もちろん、人材派遣会社だって同様である。

特に、応募があっても連絡がとれないとか、面接の約束をしても面接に来ない!という割合の高さには、落胆させられることが多いのではないだろうか。

前日や当日に、予定通り面接に来られるかどうかの確認をとり、「大丈夫です。行きます。宜しくお願いします。」という返事があっても、来ない人達もいる。

つい2時間前に確認したばかりなのに、なんで面接に来ないだ?

さっきの電話はなんだったんだ?

せっかく面接のために時間を空けておいたのに…

そんなことが重なると、採用担当者は怒りと失望感でいっぱいになる。

そして、つい「今どきの若者は質が悪い?…、今の日本人は大丈夫か?…、日本の将来が不安になってくる…」なんてセリフを口にしてしまうのではないだろうか?

面白いことに、雨の日は特に面接に来る確率が下がる。

また、若い女性ほど音信不通やドタキャンする確率が高い!そんなデータもある。

このような採用の現場で仕事をしていると、人間不信になってくる…。

コンビニ人手不足はここまで深刻!

人手不足のお店は、いったいどんな状況なのか?

人手不足で深刻なお店の例を挙げてみたいと思う。

★従業員がたったの4人!しかもそのうち3人はなんと派遣スタッフ!

この店は、実質雇用しているスタッフは1名しかいないという悲惨さである。

日商はなんと100万を超えるお店なのに、スタッフが4人!オーナー夫婦含め、計6人でお店を運営。

人が足りない ⇒ 募集しても集まらない ⇒ 既存のスタッフに勤務日数の増加と労働時間の増加を要求 ⇒ 既存スタッフの負担が一気に増加 ⇒ 不満が増大 ⇒ 退職者が増え、人がますます足りなる。

そんな悪循環にはまったパターンである。

24時間営業が不可能ということで、結果、営業時間を短縮することに…。

★とにかく今、新店のスタッフが集まらない。

新店では、集まったアルバイトはたったの5人、そのうち3人は外国人というお店も…。

開店初日から、睡眠時間は1日4時間の日々が続く!オーナー夫婦の地獄の日々がはじまった。

本部からは、「一日4時間寝れればいい方だよ!家に帰ってなれるだけましだ!」と言われ、将来を悲観するオーナー夫婦。

コンビニなんてはじめなければよかった…」と嘆く奥さんの言葉が今でも頭から離れない…

その他にも…

★日本人スタッフが集まらない。日本人は店長だけ、あとは外国人ばかり。

★店舗を増やしてみたが、任せらる社員がいない。

★睡眠時間は1日4時間!3店舗を回り、シフトの穴をすべて一人で埋めているオーナー。

★バックヤードにベビーベッドを置き、赤ちゃんの世話をしながらレジを打つ。

★小学生の子供に制服を着させ、レジを打たせて接客させる。

★家には帰れない! お風呂にも入れない!

★バックヤードに、布団を敷いて、バックヤードで寝起きしている。

★お風呂の代わりに、店内の洗面所で頭をあらい、タオルを水で濡らして、体をふくだけ。

そんなお店もある。

また…

★医者からはドクターストップが…、 しかし人手不足で入院もできず苦悩するオーナー。

(早く入院したい…)

「入院したくても入院できないんです!助けてください!このままじゃ、私死んじゃいますよ!」と、派遣会社に必死に救いを求めるオーナー達。

★過労で、突然売場で倒れてしまったオーナー!

★脳梗塞で倒れてしまったオーナーも!

初めは「派遣なんて高いから利用しない!」といっていたそのオーナーも、売り場で倒れてしまったり、脳梗塞での入院や通院することになったことがきっかけで、派遣を利用するように。

そして、店舗を縮小し、1店舗だけにする方針へと切り替えた。

★奥さんとの離婚や別居、家族の協力が得られないなどの理由でパートナーを失うオーナーも!

コンビニの激務と人手不足が、このような状況を作り出している。

次回は、「オーナーだけではない!オーナーを支える奥様達も必死!」というテーマのお話をしたいと思います。